前回(2019年1月~6月)の続き。2019年の後半期ということもあり、隆盛を誇るゲームや大作ゲームが続々配信されている。その一方であのゲーム、こんなゲームがひっそりと終焉を迎えている。
2019年度上半期はこちら
1年後はどうだった?
2019年7月編
満を持して配信された大作の「恋とプロデューサー」と「クリムゾンクラン」。しかしクリムゾンクランは1年を持たずに4/20でサービス終了してしまったのが悲しいところ。オトメイトェ……
2019/7/3~ 恋とプロデューサー
運営会社はミラクルニキのところ。元々は日本ではなく世界で配信され9,000万DLを突破した人気恋愛アプリ。攻略キャラは4人でそれぞれ特徴が決まっており、声優もついてフルボイス仕様。ただ主人公がちょっと弱い(ように作られている)ので、攻略キャラからの甘く蕩ける台詞を聞けると声優好きには評判。イベントは課金しないと難しい。
ストーリーは「亡くなった父親の跡を継いだ主人公だが、会社は倒産寸前。何とか生き残ろうと奔走するうちにキラ、ハク、ゼン、シモンの4人の青年に出会う主人公。そして自分がとんでもない事件に巻き込まれていることを知る」というもの。伏線回収も行っており、シナリオの評価は高い。2020年7月にアニメ化も決定し順風満帆な滑り出し。
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2019/7/4~2020/4/20 クリムゾンクラン
タイトーとオトメイトがタッグを組んで配信されたスマホゲーム。ダークファンタジーの世界観とキャラデザは最高によい。シナリオは「ある日突然、現実の世界での命を懸けたデスゲームに巻き込まれた主人公。それは主人公の人生の分岐点―――」というもの。そして「クラン」というグループに属しながらも腹に一物抱えた男たちのやり取りや、オトメイトが抱える人気イラストレーターによる美麗キャラクターと豪華声優陣、配信前から話題だった。
ユーザーが離れる原因の一つが、浴衣ガチャ&水着ガチャによる運営の対応と言われていた。ガチャは何パターンかあったものの、「切り替え」ではなく「追加」というパターンでそれを後で告知したことで炎上。(そのためSSR排出率が後になるほど下がることになり、1回目は0.6%で、7回目で推しが来たファンは0.15%を回すことになる)また、戦闘もオートで周回が基本だった。
しかしとにかくストーリーやキャラ設定がよく、サービス終了の決定のツイートに対し、オフライン版や据え置きゲームとして出してほしいというファンの声もあったが、現在それらの発表はない。
2019/7/16~2020/8/5 ヒーロー’sパーク
ダンクハーツが運営するヒーローものの女性向けアプリ。遊園地とヒーローがテーマ。主人公は遊園地の臨時園長。キャストだと思われてたヒーローは本物のヒーローで、遊園地のエリアごとにチームを組んでいて7つある。エリアを活性させながら所属するヒーローを鍛えていくシステム。ローディング画面の重さはアプデのたびに軽減されている。
ストーリーはフルボイスで現在2部を配信中、オート戦闘が基本でルームカスタマイズがある。チケットや石の配布が多く、無料ガチャからSSRが出るケースもあり、定額パスも導入済―――という、「ユーザーの声を取り入れる運営」として評価が高い。そして少々マイナーなためか、ユーザー数が少ないことがファンの悩み。
2020/8/5にアプリ内の更新終了を決定
8/5にアプリとしてのサービス提供は終了するものの、スタッフが上記ツイートで話しているようにアプリ外での活動を予定している(コミカライズなど)。そしてコミカライズのためのクラウドファンディングは数日で終了した。ファンの力を舐めてはいけないということだ。ストーリーは2部が終了済。
アプリが終了してもコンテンツは終了しない――――!
2019/7/25~2022/9/7 Circle 環り逢う世界
サクセスが運営する、PCプラウザ版とスマホ版で遊べる女性向け恋愛ゲーム。DMM版以外でもアニメイトゲームズで遊ぶことが可能。ストーリーは「ある日突然失踪した父親を捜してHAZAMA研究所に入所した主人公。雑用ばかりこなしていたある日、社長に<セクションC>への異動を命じられるのだった」というもの。
基本的にはクエスト内のミッションをクリアしてキャラクターのレベルを上げてシナリオを進めていくパターン。
2019年8月編
少々平和な時期。夏休みだからね!イケメンシリーズの新作が配信。今度のテーマは「鎌倉時代」で源平合戦がモチーフ。なんで南北朝やらないのか。コレガワカラナイ。
2019/8/20~ イケメン源氏伝あやかし恋えにし
サイバードが誇る「イケメンシリーズ」の準新作。今度の舞台は歴史で源平合戦……と思いきや平家滅んだ後じゃないですか―――ッ!(笑)ストーリーは「1192年。薬師の主人公は傷ついた狐を助けるがその狐は妖怪で主人公の魂が美しいと強引に契約を結ぶ。その力で窮地を脱した主人公の所に、貴重な『狐憑き』として頼朝が幕府への協力を求めてくる」というもの。
キャラデザは刀剣乱舞の燭台切光忠を担当している藤未都也先生。舞台化や漫画も決定しておりメディアミックス展開が早い。ただし現在攻略できるキャラは3人で、選択制。システムは「アバター!ストーリーチケット!ガチャでアバターアイテムゲット」という『いつもの』だが「おでかけ」という新システムで特別ストーリーを見ることが可能。ストーリーは1日1話分は無料で閲覧できるが、本編未開放キャラがいるので早く解放してほしいという一部のユーザーからの声もある。
なお新キャラ3名が追加されることが2020年秋に発表された。そのうち一人は崇徳院。
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2019/8/30~2022/8/31 Alice Closet(アリスクローゼット)
DMMが運営する、キャラデザを種村有菜先生が担当している着せ替えコーデアプリ。ストーリーは「絵本のような世界ワンダーランドには『花人形(アリス)』と呼ばれる人形が存在する。現代で花人形を手にした主人公はワンダーランドに飛ばされてしまい、そこで出会った青年シキの導きによって『花人形を育てれば元の世界に戻れる何がが見つかるのでは?』という結論に至り、花人形のコンテストである『花競』に出場することに」というもの。現在2部まで配信中。
システムはアバターの着せ替えシステムを八頭身タイプにしたものでミラクルニキとほぼ同じ。接客やショーウィンドウによって特別な報酬やコインがもらえる。定期的に開催されるファッションショーでは他ユーザーのコーデを見る事が可能。DMMが配信しているのでPC版からでも遊べる。
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2019年9月編
この辺りから徐々に事前登録をしていたアプリがどんどん配信されている。
ニノヤが運営していた女性向けアプリのうち「幕末◆華夜の契り」「ラブ★ギルティ」「真◆平安ゆめ恋おとぎ草子」「戦国◆恋華ノ舞」「真◆戦国恋華ノ舞」「華ノ幕末」が人知れずサービス終了していた。
2018/11/21~2019/9/6 スターリィパレット
DMMが運営していたアイドルもの。主人公は学園のアイドル部に所属するアイドルユニット「stirRhythm」のマネージャー。stirRhythmのアイドル達と触れ合い育成しながら成長していくストーリーだったが2019年に終了。
サービスを終了することにはなるものの、プロデューサーの結城氏が権利を引き継いでいる。プロジェクトを再起動するためにpixivで支援者を募りつつストーリーなどの先行公開をしている模様。公式アカウントに「復活準備中」がついている。
2019/9/10~ ブラックスター -Theater Starless-
Donutsが運営するリズムゲームアプリ。ストーリーは大都会の片隅にあるショーレストラン「Theater Starless」(アプリでは主に「スターレス」と呼称)。そこでは毎夜、男性シンガーやパフォーマーたちのショーが上演されているものの、新オーナーはショーレストランをやめてホストクラブに変えようと考えている。店にやってきた主人公は特別客として彼らを育成、トップスターに育てることを目指すことになる―――というもの。
男性キャラたちはシンガーやパフォーマーとしていくつかのチームに分かれており、キャラ同士で確執や因縁がある(主人公が空気になりやすい)。シナリオも重厚でキャラ同士の会話が豊富。またキャラクターに年齢だけでなく生年月日があり、1987年生~2000年生などかなり現実的。特にシンガー枠のキャラにはプロのシンガーがあてられている。一応親密ゲージがあり、リハーサルなどで練習を重ねるとゲージが上昇しキャラストーリーが解放される。
イベントの頻度が多いものの、報酬で☆5キャラがもらえる。ただ☆5カードを入れれば高スコアになるようなシステムではなく、低レアもいれつつ編成しないとよいスコアが出せないなど、リズムゲームでも頭を使うため、「楽しい」と高評価。(ただ育成の方法が少ないのでそれが難点)
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2020/9/16~2023/3/31 キングダムオブヒーローズ
フィンガーナイツを作った開発チームが運営しているシミュレーション系RPG。
六角形のマップ(ヘキママップ)上で手持ちのユニット(英雄)を動かすチェスのようなゲーム。オート機能があるので初心者でも遊びやすく、また★3でも運用次第では★5以上のポテンシャルを秘めている事からやり込み勢が多い。
登場するユニットは神話や偉人など。主人公がアーサー王だしね。現在はSEASON2(王国復興を成し遂げたアーサーに襲い掛かる試練のストーリー)を配信中。
2019/9/19~2021/2/25 パレットパレード
有名な画家の名前を持つキャラたちと廃れた博物館を立て直していく女性向けアプリ。シナリオもイラストも整っており、システムもよいがそのせいかアプリが重い。リセマラ不要。ただロード時間中に画面にお絵かきができるなど、細かい気配りに飛んでいて、ローディングやイベントも少しずつ解消されている。やはりフルボイス仕様。(もはやフルボイスは女性向けアプリの標準といえる)しかし2021年2月にサービス終了。
2017/10/5~2019/9/20 アイドルDTI
元々は白泉社で連載していた漫画のメディアミックスのひとつ。高速脱衣アイドルリズムゲームとして「バカゲー」の地位と共に熱狂的ファンがついたアプリだが、やはり昨今の環境についていけずサービス終了という形になった。なお「DTI」は脱衣の頭文字をとっている。しかし「裸美rinth」など曲そのものの評価は高い。
2016/9/13~2019/9/27 サンリオ男子~私を恋を知りました~
学園を舞台にサンリオキャラが好きな男子高校生と甘酸っぱい恋愛を楽しむゲーム。当初運営はサイバードが行っていたが2017年にマイネット送りになっていた。公式サイトは閉じられている。
2019年10月編
人気の作品が配信された。10月はわりと配信が多い。代わりに2015年から運営していたアイ☆チュウが更新終了という名前のサービス終了扱いになっている。
ニノヤが運営していた残りの女性向けアプリも全てこの月にサービス終了している。「新大江戸恋奉行」「フレップ★ラブ」「スプラッシュ★ラブ」「新イケメン★誘惑フライト」「イケメン★セレブマンション」「新撰組恋遊戯Reboot」が10/25付けで、「秘密のプライダル」「美食倶楽部」「ラブ★インテリジェンス」「BaroqueCrown」「華秘メシ大奥」「愛属ブラッドバース」「上海ブラッドバース」が10/30付けでの終了である。
2015/6/26~2019/10/1 アイ☆チュウ
リベルエンターテインメントが運営しているアイドルモチーフのリズムゲーム。サービス終了というよりも更新終了に近い。アプリそのものは残っているが2020年7月5日をもってオンライン版は終了しオフライン版を配信していたがその配信も終了している。シナリオは3部まで配信されていて、2部から一気に重くなる。リズムゲームそのものは調整が入ったせいか初心者には厳しめの難易度。しかしキャラの個性が強いと評判。
新アプリ「アイ☆チュウ エトステ」が2020年4/30にリリースした。といってもキャラは一新されずフルリメイクに近い(キャラデザが変更)。しかし2021年6月30日にサービス終了している。
2019/10/2~ ステップライド
日本トーターが運営している「自転車×青年」をモチーフにした女性向け恋愛ゲーム。シナリオを読むだけなら完全無料で、ほぼ無課金で読破できるうえ恋愛とスポーツでストーリーが分割されている。
プラウザゲームのためアプリをダウンロードする必要が無く、登録もツイッターの連携が可能、とかなり優しい。キャラデザのイラストレーターが人気の先崎先生と言う事もあり、どのキャラも個性豊かでイケメン揃い。
2019/10/3~2020/6/30 カードキャプターさくら ハピネスメモリーズ
ブシロードが運営しているカードキャプターさくらのアプリ。CCさくらのゲームはこれのみ。クリアカードまでの衣装の着せ替えができ、ハピフォトでは多数の描きおろしイラストが閲覧可能。ストーリーはクリアカードを軸にしておりアプリ専用のストーリーも搭載されている。
2020/6/30にサービス終了が決定
2020/5/7にサービス終了を告知。配信してから半年たたずに終了することになった理由の一つに、3月末で開発元のモンスターラボがゲーム事業から撤退してしまった事が挙げられている。(スタッフの一部はギークスに引き取られゲーム子会社のG2 Studioにいる)ただそれ以外の理由もある。
2019/10/6~2024/6/4 おそ松さんのニート芸能プロダクション
『おそ松さんのニートスゴロクぶらり旅』のスピンオフ作品として制作されたマルチシナリオ型のアプリゲーム。ストーリーは「映画業界の興行収入に目を付けたデカパン&トト子の二人がプロダクションを設営。主人公は彼らに雇われたマネージャーとしてニートの6つ子を映画スターにするため奔走する」というもの。
6つ子それぞれに独立した専用シナリオが用意されており、エンディングは選択肢によって変化する仕様となっている。スターチップを獲得する為には広告を視聴する必要がある。
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2019/10/10~ 剣が刻
XiimoonとRejetが共同で配信している和風伝奇アプリ。『現世』と『常夜』が相反し存在する三百年以上前の時代の『中津国(なかつくに)』にタイムスリップしてしまった主人公。自らがマレビトを封印する力『神降ろし』を持つことを知った主人公は、数多の心強い仲間と出会いを重ね『中津国』を救い出すための冒険にでる―――というのが基本のシナリオ。とにかく絵がきれい。ちなみにRejetは運営から外れている。
バトルは、ブロックをタップで消してゲージをため、必殺技を放つシンプルなシステム。元々は中国で先に配信されているゲームで、日本版は半年ほど遅れて配信されている。登場人物は江戸時代初期に出てくる偉人が多め(徳川光圀や狩野探幽、由井正雪など)最近は廃課金要素に近い、武器を作る為の新システムが実装されており、こういった素材厳選ゲームに慣れていないライトユーザーが離れる可能性があるのでは、と怪訝な声も。
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2019/10/15~2021/5/31 快感フレーズCLIMAX -NEXT GENERATION-
「快感フレーズ」という30代女子なら一度は目にした事があるのでは、という少女漫画の続編&スピンオフ作品。快感フレーズの主役二人の子世代が主役。ダミーヘッドを使用しており、シナリオも含めてアップルの審査ギリギリのセリフが特徴。声優さんすごい。(当たり前のように送り狼をする男たちは治外法権ではないのだろうか)
なおゲームシステムに凄まじいストレスを抱えており、初期のイベントでは「蛮族」と称された攻略相手の彼らが主人公(ユーザー)から交換アイテムの果物(※ドリアン)を没収する(下記ツイート)という異様な光景が多発(しかもそのイベントはランキングイベント)。流石にクレームの嵐だったらしく上記のように救済策を取っている(それでも根本的な解決になっていない)。
次回で改善……された筈なのだが、今度はフレンドが変更できなかったり楽器が変更できなかったり、そもそもアイテム交換する場所がマップ上にひとつしかない、など新たな問題が発生している。ガチャに関しては言わないでおきますね……。
2019/10/28~2020/9/14 リセット~2回目の初恋~
タイムスリップ系マルチエンディングコーデバトル。シナリオとしては「片思いをしていた男性から結婚式の案内状が届いた主人公。告白できなかった事に後悔していた主人公の所にタイムスリップの能力を持つ妖精が現れる。妖精の力で、主人公は学生時代に戻り、もう一度リセットしてやり直す」というもの。エンディングは9つある。
ミラクルニキのように自分をコーディネイトして着飾り、その評価によってエンディングが分岐するシステム。自分で服をデザインすることもでき、友人とコーディネイトを見せ合う事も可能。
2017/12/7~2019/10/31 妖幕末~とろける蜜月、宵闇の恋人~
neo-cheeksが運営し、いつの間にか終わっていた女性向け恋愛アプリ。ともいうのも、公式ツイッターが2018年(↑)のイベント告知で止まっていて、今回のサービス終了の告知すらなかった。(アプリ内で終わらせただけ)絵柄はよいものの、モバゲー時代とやる事が変わっていないゲームだった為に、時代に即さなかったのも大きい。
2019年11月編
事前登録を行っていた大作が続々と配信。特に魔法使いの約束は口コミで広まった印象がある。星鳴エコーズは事前登録の期間が長かったので「本当に配信するのだろうか」と思っていた人も多い筈。
2019/11/8~2021/3/31 THE KING OF FIGHTERS for GIRLS
KOFに登場する男性キャラとの恋愛ができるゲーム。「彼女がいる男たちを出していいのか」という声が多数あったものの、今は割り切って(?)いるユーザーが殆ど。(理由としてはユーザー間口を広げたいという声があったから。実際このゲームからKOFを知った若いユーザーが多い)あと早くロック登場して
KOFのメンバーだけではなくオリジナルキャラも登場する女性向け恋愛ゲームアプリ。声優は元々KOF14のときにある程度一新されている(初期と変わっていないのはマキシマ役の小西さんと真吾役の子安さん)。主人公は格闘家のマネージャーとしてキャラを支えていく。通称“運命を愛し抜く”格闘×恋愛アドベンチャーゲーム。
絵柄がSNKを代表するイラストレーターのしんきろう氏ではなく、別の方になっていて、どのキャラもかなりスレンダー寄り(それでもちゃんと筋肉質)で女性受けを狙っているのがわかる。キャラソンも発売する予定。
\ KOFGのキャラソン聞けるよ /
2019/11/14~ FFBE幻影戦争
FFBEチームが運営しているFFTをモチーフにしたタクティクス系RPGアプリ。登場する主人公の双子の王子がどうみてもラムザとディリータがモデルと言わざるを得ない。
翼あるものとして特別な力を持つリオニスの王子である双子の確執が引き起こすストーリーは評価が高い。ただしそれ以上に育成システムが輪をかけてめんどくさい事やガチャシステムが闇案件で有名(キャラを手に入れただけでは終わらない)。ちなみにFFシリーズとコラボを行っていて、幻影戦争の絵柄にうまく落とし込んだ歴代FFキャラのイラストは評価が高い。
2019/11/25~ 魔法使いの約束
スタマイやオンエアで有名なcolyが運営している女性向けファンタジー育成ゲームアプリ。なお公式で「恋愛ゲームではありません」と銘打っており、主人公との恋愛要素はほぼない(主人公も性別が選べる)。
シナリオライターが都志見文太氏ということもあり、かなり高評価のシリアス調。ストーリーは「魔法使いと非魔法使いが共存する世界で5つの国に分かれている。年に一度の災厄に対抗する為、魔法使いたちは日々修練をしている」というもの。終わらない役目を背負う魔法使いたちの物語。
ストーリーは全編フルボイスで、Live2Dを採用しておりぬるぬる動く。昼夜の時間によってキャラのセリフも変化、と細かい。育成システムが今までとは違う独特の方法のため、慣れが必須。キャラクターの特徴がはっきりしていて人気も高い。(たぶんcolyの稼ぎ頭になる可能性が高い)
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2019/11/27~2020/9/16 星鳴エコーズ
アカセカや夢100を手掛けるジークレストの新作。女性も多く登場し、シナリオは高橋弥七郎氏が担当。ストーリーは「未知の災害に対抗できる唯一の存在セプターを育てる為、適合者を集めてはセプター候補生として育てている学園があった。セプターの力を倍増できる共鳴者の力を持つ主人公は試験的に候補生らが住む寮の教諭として接することに」というもの。
キャラクターの練り込みも高くストーリーやイベントストーリーも面白いものの、戦闘はフルオート、キャラ同士の掛け合い、固有モーションありと、コンシューマー並みにこだわっている為、アプリが無茶苦茶重い。
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2020/9/16でサービス終了
オートモードなどもあったが、途中からランキング制度も撤廃となってしまって課金部分が少なくなり、終了となってしまった。不具合も特になかったのに……。
またサービス終了も遊べるオフライン版を配信するほか、設定資料集も販売することが決定となっている。
2019/11/28~2021/7/31 神様しばい
わかりやすくいえばフルボイスでのノベルゲーム。元はラジオ「木村良平・岡本信彦の電撃Girl’sSmile」が企画原案。ダミヘ採用でフルボイス仕様。ガチャ系統はない、シナリオの買い切りタイプで1章は完全無料。2章以降は有料(610円)になる。メディアミックス化していて、アプリ以外にも小説やCDも発売中。
ストーリーは「北欧神のロキは人間たちに悪戯をして心乱す様を見ては楽しんでいた。ある日いつもと同じように学園演劇部の5人に悪戯をするも、それがついに主神オーディンの怒りにふれアースガルズへ戻る事が出来なくなってしまう。ロキは仕方なく人間として演劇部に入部することに」というもの。パズルゲームなどのミニゲームが存在し、クリアするとサブシナリオ解放や芝居の豪華演出に必要なポイントが入手できる。
2019年12月編
なんといっても戦ブラの終了。
多くの夢女子を作り出した作品でもあるだけに、サービス終了は阿鼻叫喚の渦に包まれた。なによりSwitch版の企画中止も追い打ちをかける。
2019/12/11~2021/7/28 RenCa A/N(レンカアルバニクル)
オルトプラスが配信している女性向け恋愛アプリ。人気声優の保志総一朗さんが企画から関わっていてキャラ設定や声優を決めている(そのせいか昨今見ない有名声優ばかり)。しかし戦闘システムや画面は数年前の女性向けアプリに近い。アプリ改修でそれなりに遊べるようになってきたものの、プッシュ通知や戦闘における主人公の立ち位置など問題点が残っている。2020年7月に運営などの権利をビーグリーに渡しているがきっちり1年後にサービス終了。
2019/12/11~ LOVE:QUIZ(ラブクイズ)
コロプラとエミックが配信した女性向けクイズアプリ。ミッションクリアタイプのゲームで、クイズに正解してポイントを貯めてストーリーを進めていくか、アバターのアイテムと交換し魅力度をあげたりするのが基本。2015年にはアスガルドよりPSVita版が発売されている。
位置登録機能では、移動距離がカウントされ距離に応じてメダルが獲得できる。メダルは無料ガチャで使用できる。ただローディングが無茶苦茶長い不具合を抱えている。(エミックだもんなぁ)
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2018/12/12~2019/12/12 でみめん
ラップランドが配信していた、登場キャラや攻略キャラの8割が人外―――デミヒューマンで、コアなファンに人気の高かった女性向けアプリ。キャラデザや声優陣も豪華。シナリオは魔王軍から城を護る、というもの。
ゲームシステムはモンストに近いタイプで、将棋盤の上に転がってくる敵をタップで吹き飛ばしてコンボを重ねていくタイプ。連携技もあり。やはりニッチ過ぎるという事が災いして終了してしまった。
2019/12/18~ ヴィランハーツ
SEECが配信している女性向けアプリ。攻略相手はヴィラン(悪役)の二体のみ。主人公はヒーローに家族を殺された女の子で復讐の為にヴィラン組織に入ったというもの。人型で幼馴染のオックスと、某怪人に似た姿のちょっと頭が弱い系のクリンチ。
SEECなので基本はシナリオを読んで選択肢を選んでいくタイプだが、ハーブを育てるミニゲームがあり、アイテム獲得や別キャラとのミニストーリーも発生する。
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2017/5/29~2019/12/25 戦刻ナイトブラッド光盟
アニメ化もしたりFateシリーズともコラボもしたオトメイトの人気作アプリ。戦国時代に飛ばされた主人公と「月牙族」である戦国武将との恋愛をえがく。戦闘システムはとうらぶに似ている。
個別ストーリーもあり、どこの軍門から始めても問題はない。吸血イベントという「月牙族」たる戦国武将が主人公の血を吸うと本来の姿に変化するイベントがある。主人公は「私(あなた・わたし」とされデフォルト名もなく、自己投影しやすいと評判だった。
しかし少し前からマイネットに運営が移動した(※マイネット送り)ことによりサービスの存在が危ぶまれていたがついに終了することに。
軍門ごとに担当イラストレーターが違うのが特徴でそのイラストレーターも往年のオトメイト作品を担当した有名なイラストレーター。ただ昨今のテレワーク在宅勤務を受けて背景をプレゼントするツイートを行い、ファンを喜ばせた。
\ 電子書籍でいつでも読める /
2019年女性向けアプリ界隈のまとめ
2019年内を振り返れば、大作が配信を開始したり、終了したりと様々だった。2020年も様々なアプリが配信されるだろうが、どの作品も無事生き残ってほしいものだ。
そして2019年以前に始まって今もなお運営を続けているブランドや作品はさすがと言えるだろう。
ただ昨今の新作アプリを見る限り、標準装備として
- フルボイス仕様(もしくはボイスの有り無しを選べる)
- オート周回機能もしくはスキップ機能あり
- イベントとイベントの開催の隙間がほしい
- SSR確定ガチャor天井ありガチャは必須
- アプリの強制シャットダウン、容量の重さ、ロードが長いと離れやすい
- 課金に関するバグや深刻な不具合が発生しない
などがほしい。最近リリースしてボイスが全く無い、という女性向けゲームはほぼ存在しないだろうか。どんなに少なくてもパートボイスはあるはずだろうし。
運営を維持するための課金要素であるガチャも、天井(〇回以上でSSR確定)が標準になってほしい、とゆきんこは考えている。でも天井か、ステップアップガチャか、と言われたら悩む。しかしガチャ以上にアプリが落ちる、ローディングが長い、不具合放置などのスマホ自体に悪影響を与えるアプリはユーザーから切られやすいと思うのだろうけどどうだろうか。
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