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【プレイレビュー】モノマギア・カンタービレは戦争や力について考えさせられる乙女ゲーム【モノマギア】

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2022年9月にリメイクという形でリリースする「モノマギア・カンタービレ」は、2018年にアプリゲームで配信した「モノマギア」をPC向けに改修した女性向けゲームです。争いのすべてをモノマギアで決着する異世界「エデン」にトリップした主人公が、導き手のジェットとともに元の世界に戻るため、異世界「エデン」を旅します。

買い切りゲームです。¥2,970円(税込)

ゆきんこ

実はアプリ版未プレイなので違いについて書けず申し訳ない

目次

ストーリー

ストーリーは幼い主人公と、主人公の祖父の友人と名乗る「老人」との会話から始まります。この老人は戦争経験者のようで、「争い」について独自の考えを持っています。老い先短いようですが主人公の会話で「なにか」をしようと考えたらしく……。「人間は何故争う?」→「人間だから戦争を起こす」という答えは単純なようでかなり深い回答だと思いました。

主人公の名前は自由に決められる

主人公の名前は変更できます。デフォルト名の「蛍」で進めても良いし、あるいは自分の名前にしても良いかと。
学生証なのが雰囲気出ていて好きです。

ゲーム得意な祖父の影響で自分もアナログのカードゲームが得意の主人公。帰宅し、祖父の部屋にあったトランプに触ると異世界「エデン」にトリップしていました。

元の世界に戻るために情報を集める

主人公の前にいる獣神官◯ロス「ジェット」と名乗る青年は、彼女を呼び出した張本人。彼は主人公に「元の世界に帰るなら白の国にいる創造主に会ってお願いする」「もう一つの方法はまた後ほど」と方法を伝授します。のらりくらりとはぐらかすような物言いですが嘘はついていないのがなんとも。ジェットは訳あって普段姿を見せることができないため、隠れ家からイヤリング型通信機で主人公をサポートします。隠れ家からでると「黄の国」でした。

+白の国

この世界「エデン」は「黄の国」「赤の国」「青の国」「緑の国」「白の国」の5つの国で成り立っています。お国柄ということで国ごとに文化や国民の気質が違っています。モチーフになった国は現実のあの国かな、この国かも、と考えながら進むと面白いかも?

ゆきんこ

ちなみにモノマギアが強いひとは国家お抱えのモノマギア選手になれるので、それらの団体が騎士団だったり札士だったりします。国ごとに呼び方が異なるんです。

黄の国の騎士団に所属し、青の国に対抗するための同盟を結ぶ使者に選ばれる

「争い」についての認識がとても深い

紆余曲折あり、ベリルがいる黄の国の騎士団に所属した主人公は彼とともに「青の国」に対抗するため、「赤の国」と「緑の国」に赴きます。赤の国は黄の国と休戦膠着状態ですが、その戦争自体は何十年ものの前の話で覚えている人も多くありません。この「赤の国」編の話がとても良く、「国民が抱く印象の強さ」というものを考えさせられました。

このあたりのストーリーは、他の乙女ゲームにはない「現実味の有るストーリー」なので賛否両論になりそうですが、個人的には色々と考えるところもあり、とても気に入っています。本当に深く考える倫理と公民と歴史の話なので、ぜひともやってほしい。現実の某国とかあれとかそれとか考えちゃうから

黒幕がいる「青の国」に向かうことに

最終的に戦争をけしかけようとする「青の国」に向かいますが、事態は急転直下の展開に。ここからは怒涛のシナリオと「まじで!?嘘でしょ!?」「◯◯が……そんな」と叫んでしまった衝撃の事実がありました。この事実を最初から予想できた人はいないと思う。ゆきんこも驚いた終盤の事実は、是非自分の目で確かめてほしいです。

メインストーリー終了後に個別ルートが解禁

ストーリーの節目節目に発生するサブイベントをクリアしていくとキャラクターの好感度が上がっていき、メインストーリー終了後にそのキャラクターの個別ルートが解禁されます。メインストーリーが5章分、そして個別ルートは5章分とメインストーリー相応のボリュームです。ルートの途中で選択肢があり選択肢によってHAPPYとBADに分岐します。

つまり、メインストーリーが前編・個別ストーリーが後編って感じかな?

ゆきんこ

そうだね。共通ルートと個別が同じくらいのボリュームなのは凄い。HAPPYとBADもあるから、たぶん個別のほうが長いんじゃないかな

登場するキャラクター

全員好感度マックス状態です

メインキャラクターは主人公を除くと「ベリル」「ラヴァ」「クロム」「ラピスラズリ」「セレナイト」「ジェット」「ヘリオ」の7人で全員攻略対象です。名前の由来は石かな? 今作でボイスもつきますが、フルボイスではなくパートボイスです。伸びしろしかない声優陣ばかりです。
個別ストーリーに入ると、他の名前と顔ありキャラクターが登場しますが、メインキャラクターに劣らず癖の強いキャラクターばかりでした。

ふきだしの部分がサブイベント

サブイベントを全て終了すると、好感度ページで花が5つ咲き、そのキャラクターの個別ルートが解禁されます。個別ルートに入ると他のキャラクターのルートに入れなくなり戻れなくなるので、その直前のセーブデータを用意するのがおすすめです。ルート内でも分岐が有るのでセーブデータはどんどん作るのが良いかも。セーブデータスロットはたくさんありました。

現在他ルートプレイ中なので各キャラのルート感想はクリア後記載します。ごめんね

ベリル

ジェットと別れた主人公が最初に出会う男性。「黄の国」の王国騎士団長であり、同国の第一王子です。清廉潔白かつ思慮深くイケメンでモノマギアも強い、まさに「理想の王子」を体現した青年です。

ラヴァ

「赤の国」の国家札士ですが、ガラが少々悪い青年です。しかしメンバー随一の常識人で面倒見が良く、コミニュケーション能力が高め。主人公は彼と勝負して勝ち、宿を貸してもらいます。喧嘩っ早い国民性のためか何かと手が出ますが、かなりまともな部類です。頭の回転が速いキャラ、というべきでしょうか。全編通して見せ場しかないキャラです。

クロム

「緑の国」出身の青年であり、同国を救った「救世主」の孫にあたります。五感が過敏のためか極度の人間不審で、最初は誰かと話すのもめんどくさがった模様。感覚が優れているためか、危機察知能力や場の空気を読むことに長けていたり。
終盤、主人公に発破をかけるシーンがマジでかっこいい。

ラピスラズリ

この御方の眼鏡の一部になりたい

「青の国」の現国王。当初は敵対していましたが、利害が一致したため、メンバーに加わることに。陰謀渦巻く宮中を生き抜いているためか、したたかです。
ゆきんこはこのラピスラズリさんのルートから攻略しました。とてもよかった。そういう話か~~~~~~~!!!!!とうんうん頷きながらクリアしました。彼のデレシーンは至高。みんな見よう。

ゆきんこ

彼のルートで発生するモノマギアが一番強かった……負けると思った

ゆきんこ

偽装結婚から始まるストーリー……いいぞこれ

セレナイト

神の教えを広める教会の神父です。イケメンです。黄の国の騎士団の入団試験を受ける主人公に融通を測ってくれます。
各国を飛び回っていることが多いもよう。赤の国編の彼とベリルの会話は必見。

ジェット

主人公をエデンに呼び込んだ張本人。通称「マイルドな獣神◯ゼ◯ス」です。いやまじでゼロ◯なんだもん。主人公の導き手として世界観の説明やら常識やら質問などの悩みに答えてくれます。彼が持つ技術はこの世界の水準よりかなり高めなようですが……そして誰かと敵対しているらしく、その追っ手から隠れるために普段は隠れ家に引き込まっています。

ヘリオ

「黄の国」の第四王子でベリルの異母弟です。ベリル同様騎士団に所属しており、ベリルを「お兄様」と呼んで慕っています。毒舌かつ二面性のある王子で、敵対するものには容赦がありません。

「モノマギア」でバトル!

全てを「モノマギア」で決める世界なので、ストーリーの途中で様々な人からモノマギアの勝負を挑まれます。トランプの「スピード」そのままのルールですが、手札変更がどのタイミングでも可能になっています。最初のチュートリアルバトルの際に難易度設定を決められますが、「EASY」だと相手の攻撃が低い分、反応速度が遅めです。ノーマルがおすすめかも。

これ大事

よい点はルールややり方が誰でもすぐにわかるという点です。とにかく場のカードの数字に続く数字のカードを出す(大きくても小さくてもいい)だけです。それとバトルのBGMが荘厳であってます。

悪い点は、爽快感がないというか、マウスクリックでプレイしていたためかとにかくカード選択の反応が遅く感じました。相手が手札を交換している時、カードが出せない(反応しない)のでイライラしてしまったり……難易度を変えればもっとスピーディーになるのでしょうか。スピードにおいてカードの反応速度が遅いのは致命的だと思います。

ゆきんこ

あとこれは難易度次第かもしれないけどバトルには「SKIP」「AUTO」があるので、難しいと思ったらこの機能を使うのも手かも

モノマギア・カンタービレのまとめ

空白の部分はゲームクリア後に追加される

ストーリー構成はメインストーリー5章+個別ストーリーとなっていますが、だいたいメインストーリーで3時間ちょい、個別ストーリーで1時間ぐらいかかりました。メインストーリーでバトルが多く長引いたことやサブイベントを解放していたのでそこそこかかってますね。メインストーリーにスチルはなく、個別ストーリーでスチルを多数見れます。

またメインストーリーは「戦争をどう回避するか」が焦点になっていたっぽいので、そこまで恋愛要素は多くなく個人的にはとても満足しました。世界の危機のよこで恋愛とか……と思っちゃうので、メインストーリー後の個別ストーリーではキャラクターの掘り下げと同時に、主人公とイチャイチャしてくれてとっっても没入感満載で楽しめました。大大大満足です。

個人的な評価
キャラクター  4.9
グラフィック  3.2
ストーリー  5.0
声優  2.9
微課金向け  ∞ ※買い切り
操作性  3.8
バグ発生頻度  3.0
画面UI  3.6
タイトル名モノマギア・カンタービレ
配信日2022/9/11(STEAM版は2022/9/12リリース)
ジャンル未来に希望をつなぐ、愛のお話
運営会社MBA INTERNATIONA
公式SNS@mono_magia
必要容量約2GB
販売価格¥2,970(税込)
ダウンロード数
対応端末MicrosoftWindows7/8/10日本語版(32bit/64bit)/Mac OS 12.1
ストア評価

推しは誰なの?

ゆきんこ

箱推し。でも誰か1人に絞るなら……………ラピスラズリさんかな。結局この人のルートを最初に選んだし。ラピス様の眼鏡になりたい

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